水虫について

水虫を治療する場合には、皮膚科のある医療機関で治療をするのが完治を目指すさいのもっともはやい方法といえます。

そもそも水虫は白癬菌が皮膚で繁殖することで発生するものです。症状としては痒みですが、痒みと同時に水ぶくれが起こるため水虫と呼ばれています。水ぶくれによって組織が破壊されており、膨れている組織を破裂させることで痛痒い状態になります。

ただ白癬菌に感染していても症状がでない場合もあります。このため白癬菌に感染した時点で水虫になっていると言えます。なお、白癬菌は環境さえ整えば身体のどこにでも感染する可能性があり虫が這ったような状態になるものを田虫、陰部に現れる痒みものは陰金、頭部に現れるものは白雲とも呼ばれますが、水ぶくれになりやすいのが、足で発生するものになります。

水虫の状態に足がなる理由としては日常生活において靴下や靴を履くため1日の大半が高温多湿の環境になりやすくいという点で、また素足で歩くことでも白癬菌に感染する可能性が高いためです。このため白癬菌の代表的な感染場所は足になります。

水虫の治療法は?

水虫を治療する方法としては、ドラッグストアや薬局で売られている水虫薬を利用したり、またさまざまな民間療法もありますが、名医に依頼する方が確実に治療をすることができます。民間療法では、さまざまな方法がありますが確実な効果を得ることができませんし、危険なものもあります。

またドラッグストアでも名医が処方する水虫薬と同じ成分のものが売られていますが、水虫治療は健康保険を利用することができるので医療機関を利用した方が安価に治療することができます。また痒みの原因が必ずしも白癬菌によるものとは限らないため、名医に原因が白癬菌であるかどうかを判別してもらう必要があります。

一方で市販薬による水虫の治療では表面に見えているものが中心であり、重症化した爪水虫の場合には、名医に治療を依頼する必要があります。爪水虫は爪の下まで白癬菌が侵入している状態で外用薬だけでは治療することは困難で内服薬を利用する必要があります。また名医であれば適切な治療を行ってくれます。

なお、いずれの水虫を完全に治療するためには白癬菌を滅菌させる必要があります。このため薬を利用する場合にしても治療そのものは1ヶ月以上掛かるのが一般的です。さらに症状が見られなくなっても白癬菌が残っている場合もあり、症状が出なくなったあとにも水虫薬を根気よく塗布し続けることが完治を目指すポイントになります。